噛む/麦藁帽子/太陽 | 小噺帖

小噺帖

極小一次創作。よそで作った三題噺や都々逸の一時的集積所。
極小一次創作。よそで作った三題噺や都々逸の一時的集積所。
噛む/麦藁帽子/太陽

噛む/麦藁帽子/太陽

狐なので夏の帰省先は狐穴だ。所用で街に下る良人と別れ、鼠の天ぷらを提げて帰ると、巣立った弟妹もみな戻ってきている。集会が近いからで、天ガ下の狐をみな眷属とする総大将がこの山に来るのだ。総大将は普段人間の世界に暮らしており、しかと姿を見た狐はこの山にはない。先の大戦にも出たそうだ。
NEW ENTRIES
俳句(01.06)
掌編(01.05)
029:デルタ(12.03)
066:666(12.01)
菓子三題噺9(09.13)
菓子三題噺8(09.13)
耳/窓際/綱渡り(09.11)
三題噺(05.26)
菓子三題噺7(05.13)
三題噺(05.13)
TAGS
お題 もらったお題 三題噺 掌編 短歌 短編 都々逸 俳句 琉歌
ARCHIVES
LINKS
RSS
RSS