憎む/骨/無神論 熊と狐と猫は友達が欲しく、倒木が動いて松の木坊やとなった時は喜んだが、すぐ悲しんだ。彼を熊は自分より強いと言い、狐は賢いと言い、猫は優しいと泣いた。坊やは自分が火に弱く頭が固く肌が粗いと言い、雷に撃たれて燃えた。悲しんだ三人が消炭で坊やの絵を描くと坊やは甦り、今度こそ皆で遊んだ。